著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
「世界文学」の傑作を生み出す、豊饒な「インド英語文学」の魅力。「インド英語文学」とは何か、誕生の背景、研究の歴史を論述。インド本国でも体系的研究がされていない「分離独立文学」全体を概観し、主要作品を分析する画期的研究。近年、目覚ましい女性作家の活躍と、女性の身体表象も考察する。「インド英語文学研究」の必読書!
関連記事
収録内容
1 | 第1部 インド英語文学概観―ジェンダーと政治(インド英語文学とは何か |
2 | インド英語文学の特徴と諸問題) |
3 | 第2部 印パ分離独立小説―引き裂かれるアイデンティティ(分離独立文学研究の現状と課題 |
4 | 『真夜中の子供たち』以前の分離独立小説 |
5 | 『真夜中の子供たち』以降の分離独立小説―記憶と歴史の再構築 |
6 | ジェンダーと共犯性―パブシ・シドハワの『アイス・キャンディ・マン』 |
7 | ナルシシズムの挫折の物語―サルマン・ラシュディの『真夜中の子供たち』 |
8 | 境界線の魅惑と恐怖―アミターヴ・ゴーシュの『シャドウ・ラインズ』 |
9 | ディアスポラと分離独立―ミーナ・アローラ・ナヤクの『ダディの物語』 |
10 | インド建国「神話」の創生―アーザードの回想録とスジャータ・サブニースの『運命の岐路』) |
11 | 第3部 インド英語文学の女性たち―性・身体・ディアスポラ(孤立する女性の身体―シータの娘たち、アニタ・デサイの『燃える山』と『断食と饗宴』他 |
12 | 反逆する女性の身体―ギータ・ハリハランの女性たち |
13 | 歓喜に輝く女性の身体―アルンダティ・ロイの『小さきものたちの神』 |
14 | ディアスポラの表象―キラン・デサイの『喪失の響き』) |