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商品説明
かつて永井荷風が呪詛した個性なき大衆と、その貪欲なまでの消費欲、効率や機能を最優先する功利主義は、その後の一〇〇年を経て、現代都市のあらゆる風景を空疎な商品と化しつつ、私たちが「生きられる」場所性を見る影もなく消失させた。今、私たちに何が出来るのか?マルセル・プルーストの『失われた時を求めて』、ユージン・ミンコフスキーの『生きられる時間』を手がかりに平明かつ独自の論理で提言する!
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収録内容
1 | 第1章 現代都市という病 |
2 | 第2章 時間と場所への信頼を回復すること |
3 | 第3章 私たちはどのように世界のなかにあるのか |
4 | 第4章 何ができるのか |