著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
「箱式石棺」は弥生時代から古墳時代にかけて列島のほぼ全域に盛行、茨城県でも多くが発見されている。かの地に生を受けた一少年は古墳発掘の現場でその1基を目にするが、このときの忘れ難い思いを胸に暖めつづける。それから約半世紀、その情熱を絶やすことなく研究の火を燃やしつづけた彼はついに一書を編むが、本書はまさにかの少年の情熱が研究史にエポックをなす1冊として結実したものといえよう。
関連記事
収録内容
1 | 論考・箱式石棺(箱式石棺とは何か |
2 | 「箱式石棺」研究史概略 |
3 | 日本における箱式石棺の分布 |
4 | 弥生時代の箱式石棺 |
5 | 古墳時代の箱式石棺 |
6 | 方形・円形周溝墓、方形台状墓、四隅突出型墳丘墓と箱式石棺 |
7 | 箱式石棺の埋葬頭位 |
8 | 箱式石棺の構築法 |
9 | 箱式石棺に副葬された遺品 |
10 | 箱式石棺を埋葬施設とする人びと―霞ヶ浦沿岸の例に |
11 | 補論―中国揚子江流域の箱式石棺) |
12 | 箱式石棺実測図(弥生時代篇 |
13 | 古墳時代篇 |
14 | 中国編) |
15 | 全国箱式石棺集成表(弥生時代篇 |
16 | 古墳時代篇) |