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世界システム論講義 ヨーロッパと近代世界 (ちくま学芸文庫)

川北稔/著

1320円
ポイント 1% (13p)
発売日 2016年01月発売
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仕様

商品番号NEOBK-1904232
JAN/ISBN 9784480097187
メディア 本/雑誌
販売筑摩書房
ページ数 262

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

“近代世界を一つの巨大な生き物のように考え、近代の世界史をそうした有機体の展開過程としてとらえる見方”、それが「世界システム論」にほかならない。この見方によって、現代世界がどのような構造をもって成立したかが浮き彫りとなる。すなわち、大航海時代から始まるヨーロッパの中核性、南北問題、ヘゲモニー国家の変遷など、近代のさまざまな特徴は、世界システム内の相互影響を分析することで、はじめてその実相を露わにするのだ。同時にそれは、歴史を「国」単位で見ることからわれわれを解放する。第一人者が豊富なトピックとともに説く、知的興趣あふれる講義。

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    収録内容

    1 世界システムという考え方
    2 アジアにあこがれたヨーロッパ人―大航海時代へ
    3 キリスト教徒と香料を求めて
    4 スペイン帝国の成立と世界システムの確立
    5 「十七世紀の危機」
    6 環大西洋経済圏の成立
    7 ヨーロッパの生活革命
    8 砂糖王とタバコ貴族
    9 奴隷貿易の展開
    10 だれがアメリカをつくったのか
    11 「二重革命」の時代
    12 奴隷解放と産業革命
    13 ポテト飢饉と「移民」の世紀
    14 パクス・ブリタニカの表裏
    15 ヘゲモニー国家の変遷
    16 結びにかえて―近代世界システムとは何であったのか

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