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本/雑誌

近代日本の医療と患者 学用患者の誕生

新村拓/著

4180円
ポイント 1% (41p)
発売日 2016年01月発売
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仕様

商品番号NEOBK-1904297
JAN/ISBN 9784588312137
メディア 本/雑誌
販売法政大学出版

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

医療の歴史が内包する大きなジレンマ。医学・医療の進歩、人類の福祉の名のもとに被験者とされた学用患者は、いつ、どのようにして生まれ。教育研究体制のなかに位置づけられたのか。近代日本の医学教育および病院医療システムの構築過程をたどり、医療環境の変化を追う。

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    収録内容

    1 第1章 臨床医学と実験医学の統合(近代医学の成り立ちとその課題
    2 学用患者を研究「材料」から研究協力者に転化させる装置
    3 歴史にみる臨床重視の伝統と基礎医学研究の萌芽
    4 免責される医療過誤)
    5 第2章 近代医学教育体制の構築(解剖用屍体の確保
    6 系統解剖および病体(病理)解剖の実地演習
    7 全国的に高まった病体(病理)解剖の機運
    8 屍体の所有権)
    9 第3章 医学校と病院の再編(解剖用屍体の不足と経費減額に悩む医学校の統廃合
    10 娼妓・貸座敷業者への賦金と病院の開設
    11 私立病院増加の背景と世評
    12 往診医に支えられた大正・昭和初期の在村医療
    13 告知)
    14 第4章 求められる施療 拒否される施療(貧民への施療を押しつけ合う官公立病院と開業医
    15 行倒れ・乞食の救療と放逐にあたった巡査
    16 公立病院を施療病院化することの是非
    17 慈善事業から社会政策の時代へ
    18 明治の医師の職業倫理)
    19 第5章 学用患者の誕生(医学教育・研究「材料」として扱われた学用患者
    20 学用患者システムを変えた公害・薬害患者)

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