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商品説明
イザナギ、イザナミ、アマテラス、そしてスサノヲ。一地方の霊格として独自の性格や尊崇を有していた神々は、どのように日本神話を代表する神格を獲得していったのか。歴史学と民族学・比較神話学という二つの潮流をふまえ、素朴な「原像」が宮廷神話へと発展した過程を追い、信仰や祭祀の形成から古代国家成立の実像に迫った日本神話学、必読の一冊。
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収録内容
1 | 第1章 イザナギ・イザナミ神話の形成(イザナギ・イザナミの内性 |
2 | イザナギ・イザナミと海人 ほか) |
3 | 第2章 スサノヲ神話の形成(スサノヲの二重性の謎 |
4 | スサノヲ神話の民間的性格 ほか) |
5 | 第3章 アマテラス神話の源流(戦後の皇祖神論 |
6 | タカミムスビと大嘗・新嘗祭 ほか) |
7 | 第4章 伊勢神宮とアマテラス(古代の太陽信仰 |
8 | 太陽の舟 ほか) |
9 | 第5章 日本神話を歴史とするために(日本神話は神話か |
10 | 記紀神話の構造の特色 ほか) |