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商品説明
現在の民主主義の源流は、二五〇〇年前のアテネにある。独裁者の出現を最も警戒した市民は、試行錯誤を重ねて徹底した直接民主政を創り上げた。民会で苛酷な罰を受けたペルシア戦争の英雄、ミルティアデス。ソクラテス、プラトンの民衆裁判への敵意と侮蔑。時に理想視され、あるいは衆愚政として否定された「参加と責任のシステム」の実態を描く。
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収録内容
1 | 第1章 マラトンの英雄とその死 |
2 | 第2章 指導者の栄光と苦悩 |
3 | 第3章 参加と責任のシステム |
4 | 第4章 迷走するアテネ |
5 | 第5章 民主政の再生 |
6 | 第6章 たそがれ |