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商品説明
テロが世界平和の最大の脅威になる事態、共産党政権下の資本主義という新現象、国民本位とみられていた欧州経済社会の大変調―マルクスの時代になかった現象をマルクスの手法で読み解く。ソ連崩壊の原因に関する新たな解明、日ロ領土問題解決への提唱など、ふたつの補論も収録。
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収録内容
1 | 序章 「二一世紀の新しい神聖同盟」の結成―安倍政権の狙い |
2 | 第1章 中国をどうみるか―「社会主義」か「資本主義」か マルクスと非マルクス |
3 | 第2章 米日中関係をどうみるか―その基本的視角について カントとマルクスの平和規範 |
4 | 第3章 なぜテロが多発する中東・アフリカなのか エンゲルスのイスラム教・アラブ世界観とマルクス |
5 | 第4章 ロシアとウクライナ問題の本質 マルクス主義者・レーニンの見解から |
6 | 第5章 揺れるEU―その本質と現状をどうみるか マルクスと「世界市場」 |
7 | 第6章 ASEANとラテンアメリカ共同体―そのどこが違うか |
8 | おわりに マルクスを越えて―市民と市民運動の問題 |
9 | 補論1 なぜ「米ソ冷戦終結」は可能だったのか 「ペレストロイカ」はなぜ失敗したか |
10 | 補論2 「日ロ領土問題」解決の道はどこにあるのか 日ソ両共産党会談の歴史もふりかえりながら |