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商品説明
いま、日本政府は沖縄・辺野古に新たな巨大基地の建設を強行している。それは単なる基地建設の問題ではなく、戦後70年の日本、米国、そして沖縄の関係史の“到達点”として存在している。「構造的沖縄差別」を克服するために、どうすればよいのか―。沖縄現代史の第一人者が戦後の歩みを振り返り、本質を厳しく問う。
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収録内容
1 | 第1章 平和国家日本と軍事要塞沖縄(三位一体の占領政策―象徴天皇制・非武装国家日本・沖縄の米軍支配 |
2 | サンフランシスコ体制の成立―「目下の同盟国」日本と「太平洋の要石」沖縄 |
3 | 「島ぐるみ闘争」の時代―それは砂川闘争の時代でもあった) |
4 | 第2章 六〇年安保から沖縄返還へ(六〇年安保改定と沖縄―構造的沖縄差別の定着 |
5 | 復帰・返還運動から沖縄闘争へ |
6 | 沖縄返還とは何であったか) |
7 | 第3章 一九九五年の民衆決起(沖縄返還後の変化と住民・市民運動 |
8 | 一九九五年の民衆決起 |
9 | 普天間、そして辺野古をめぐる動向) |
10 | 第4章 「オール沖縄」の形成(教科書検定問題の意味するもの |
11 | 政権交代・オスプレイ配備・埋立承認 |
12 | 尖閣問題への視点―先島諸島の状況) |
13 | 第5章 沖縄、そして日本は何処へ(二〇一四年の高揚 |
14 | 扇長県政と安倍政権の対峙 |
15 | 日本にとって沖縄とは) |
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