本/雑誌
台湾と伝統文化 郷土愛と抵抗の思想史
陳昭瑛/著 池田辰彰/訳 池田晶子/訳
3300円
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| 発売日 | 2015年12月発売 |
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商品説明
伝統文化は、日本統治下の皇民化運動に抵抗しながら、世界の思潮の中で精錬され、さらに新文化運動によって転換の時代に向かった。本書は、内外の圧力との相互作用による伝統文化の自律的な変革を追った、注目の論考群である。
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収録内容
| 1 | 第1章 鄭氏政権時代の台湾の中国伝統文化 |
| 2 | 第2章 朱子学の東方伝播―清朝台湾書院の「学規」における朱子学 |
| 3 | 第3章 日本統治時代における台湾儒学の植民地体験 |
| 4 | 第4章 連横の『台湾通史』と清朝の公羊思想 |
| 5 | 第5章 連横『台湾通史』に見られる「民族」概念―旧学と新義 |
| 6 | 第6章 日本統治時代の伝統詩社「檪社」の歴史的転換点―伝統遺民文学から近代民族運動まで |
| 7 | 第7章 啓蒙、解放と伝統―一九二〇年代台湾知識人の文化考察 |
| 8 | 第8章 一本の金細工―頼和「一本の“竿秤”」に見られる伝統文化 |
| 9 | 第9章 同胞の魂、未だ死せず、誰が受け継がんや―葉栄鐘の『初期文集』の志と思想 |
