本/雑誌
ジョイスの罠 『ダブリナーズ』に嵌る方法
金井嘉彦/編著 吉川信/編著
3080円
ポイント | 1% (30p) |
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発売日 | 2016年02月発売 |
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商品説明
執筆一一〇年の“視差”で甦るジョイスのダブリン市民。『ダブリナーズ』出版100年記念論集。
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収録内容
1 | 「姉妹たち」―一九〇四年の「姉妹たち」、あるいは一一〇年のパララックス |
2 | 「遭遇」―不思議の国の少年、そして彼がそこで出遭ったもの―『不思議の国のアリス』の変奏としての「遭遇」 |
3 | 「アラビー」―「アラビー」の死角‐blindnessをめぐって |
4 | 「エヴリン」―難を逃れたエヴリン‐フランク女衒説再考 |
5 | 「レースの後」―レースの「跡」‐「レースの後」の余計/予型論 |
6 | 「二人の伊達男」―「二人の伊達男」における語り手と登場人物の共犯関係 |
7 | 「下宿屋」―ポリー・ムーニー、あるいは謀略のタイピスト‐「下宿屋」における大飢饉後の晩婚化社会と女性の就労 |
8 | 「小さな雲」―晴れのち曇り、所によって雨‐「小さな雲」の気象学 |
9 | 「複写」―ゼロックス・メカニクス‐「複写」の機械式韻文 |
10 | 「土」―リアリズム批判で読む「土」‐「物語」は超えられたか〔ほか〕 |