本/雑誌
世界から読む漱石『こころ』 (アジア遊学)
A.ユー/他編 小林幸夫/他編
2200円
ポイント | 1% (22p) |
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発売日 | 2016年01月発売 |
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商品説明
夏目漱石『こころ』は、一九一四年に連載が開始されて以来、日本近代文学を代表する作品として読まれ続けてきた。また、優れた翻訳によって、国内だけでなく、海外でも読まれ、研究される作品となっている。国内外の研究者による様々な論攷から、百年を経た過去の作品としてではなく、世界で読まれる文学作品としての魅力と読みの可能性を提示する。
関連記事
収録内容
1 | 第1章 『こころ』の仕組み(『こころ』と反復 |
2 | 思いつめ男に鈍い男―夏目漱石「こころ」 |
3 | 「こころ」:ロマン的“異形性”のために |
4 | 深淵に置かれて―『黄梁一炊図』と先生の手紙) |
5 | 第2章 『こころ』というテクストの行間(語り続ける漱石―二十一世紀の世界における『こころ』 |
6 | クィア・テクストとしての『こころ』―翻訳学を通して |
7 | 『こころ』と心の「情緒的」な遭遇 |
8 | 「道のためなら」という呪縛) |
9 | 第3章 誕生後一世紀を経た『こころ』をめぐって(朝日新聞の再連載からみる「こころ」ブーム |
10 | シンポジウム「一世紀後に読み直す漱石の『こころ』」を顧みて |
11 | 『こころ』の授業実践史―教科書教材と学習指導の批判的検討 |
12 | カタストロフィへの迂回路―「イメージ」と漱石) |
13 | 夏目漱石『こころ』研究史(二〇一三~二〇一五年) |