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商品説明
西脇順三郎とボードレールを中心に、透谷、有明、漱石、啄木、入沢康夫、大岡信、江森國友、飯島耕一の人と作品を縦横に論じ、近代/現代詩の創作の真髄に迫る。フランス文学者であり、50年を超えるキャリアを持つ詩人だからこそ書くことができた、著者の遺作にして初めての詩論集。
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収録内容
1 | 第1部(北村透谷の『蓬莱曲』のことなど |
2 | 漱石『草枕』と美と死をめぐって |
3 | 蒲原有明のことに |
4 | 啄木と対話しつつ―詩的故郷について) |
5 | 第2部(自由への癇癪―西脇順三郎フランス語未刊詩集『感情的な時計』をめぐって |
6 | 西脇順三郎とボードレール―詩論を中心にして |
7 | 存在と諧謔のポエジーについて―西脇順三郎序章 |
8 | 講演『詩想のローズ(バラ/羅針盤)、西脇順三郎の業績』 |
9 | ボードレールの喜劇/悲劇 |
10 | ポール・ヴァレリーの影を見ながら―詩集『コロナ/コロニラ』にふれて) |
11 | 第3部(至福のオリジンへ向かう詩―江森國友の詩業 |
12 | 断絶と継承と―大岡信の近業を読んで |
13 | 入沢康夫―トラウマと方法 |
14 | 追悼 飯島耕一さんの思い出) |