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商品説明
「私はどうにも近江が好きである」と、『街道をゆく』シリーズで、すでに足を運んだ滋賀県を再訪した司馬さん。彦根城や姉川の古戦場、安土城趾などをめぐる旅の合間に、安藤広重の浮世絵に描かれたままの、変わらないたたずまいのもぐさ店を見かけ、胸をなでおろします。バブル経済を迎えようとする1980年代初頭の日本で繰り広げられていた乱開発。その魔の手が、琵琶湖の水質汚染を招いていることを目にし、旅の終盤では日本の行く末を憂う言葉が散見されるようになります。全文掲載。中高生から大人まで。
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収録内容
1 | 近江の人 |
2 | 寝物語の里 |
3 | 伊吹のもぐさ |
4 | 彦根へ |
5 | 金阿弥 |
6 | 御家中 |
7 | 浅井長政の記 |
8 | 塗料をぬった伊吹山 |
9 | 姉川の岸 |
10 | 近江衆 |
11 | 国友鍛冶 |
12 | 安土城址と琵琶湖 |
13 | ケケス |
14 | 浜の真砂 |
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