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商品説明
「ダッワに行く」(ダッワとはイスラームの宣教運動のこと)2004年4月28日、タイ南部で警察派出所の襲撃に参加したムスリムの多くが、事件の前日にこう言い残したという。このダッワをはじめとしたイスラームをめぐる外的諸力が、タイ南部のムスリムの生活にいかなる影響を与えているのか。現地でのフィールド調査をもとにその実態を詳細に描き出す。
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収録内容
1 | 第1章 イスラーム世界のなかのタイ、タイのなかのイスラーム(イスラーム世界とタイ |
2 | タイ・ムスリム概観 |
3 | M村) |
4 | 第2章 イスラーム復興運動団体タブリーグと村落社会(タブリーグ概観 |
5 | タイにおけるタブリーグ |
6 | M村におけるタブリーグ |
7 | タブリーグをめぐる村人の対応) |
8 | 第3章 イスラーム教育の拡充と正当性をめぐるせめぎ合い(タイの初等・中等教育段階におけるイスラーム教育 |
9 | M村におけるイスラーム教育の変遷過程 |
10 | 「正しい」イスラーム教育をめぐるせめぎ合い) |
11 | 第4章 民間信仰をめぐる実践の変容(民間信仰の概要 |
12 | 変容する民間信仰 |
13 | 民間信仰をめぐる村人の関係) |
14 | 第5章 宗教実践の再編:インド洋津波後の動態(インド洋津波 |
15 | M村における津波被害と復興支援 |
16 | 新たな宗教実践の誕生 |
17 | 民間信仰の再興 |
18 | 村人の解釈) |