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商品説明
昭和初期、日本と欧州を航空機で連絡しようとする遠大な計画があった。企画したのは満洲航空の永淵三郎と、ルフトハンザ社のガブレンツ男爵。敗戦により夢は挫折したが、戦後永淵の多くの部下が活躍し、今日の民間航空業界繁栄の一翼を担った。広大な内蒙古の地を舞台に、戦前から戦中にかけ軍部・政界・財閥を動かして「永淵構想」を実現させるべく汗と血を流した、若き男たちの冒険譚。
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収録内容
1 | ベルリンでの円卓会議 |
2 | 満洲とドイツの紺碧の空 |
3 | 鶴はパミールを越えて東方へ飛翔す |
4 | 内蒙古・アラシャン沙漠に暗雲漂う |
5 | 関東軍「隆吉公司」の野望 |
6 | 弱水に嵐吹きあれて |
7 | 馬将軍は割拠す |
8 | 中東の熱風のただ中で |
9 | 「日の丸機」西へ飛ぶ |
10 | 欧州から「富士山」を目指して飛来す |
11 | 空の架け橋つながらず |
12 | 北支高原に咲き乱れる罌粟の花 |
13 | 空の巨人・永淵三郎 |