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商品説明
第二次大戦中、『アサヒグラフ』や『写真週報』といった多くの雑誌が、写真やテキストを使って戦争の様子を伝えた。さらに、日本各地で武器や写真を見せながら戦争の意義を説く博覧会が開催された。戦時下の日本で、雑誌の誌面や博覧会を見た国民は、どのような印象を持ったのか。また、それらは一体誰の、いかなる意図によって作られたものだったのだろう。視覚文化の視点から戦争の伝え方・伝わり方を解き明かす!
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収録内容
1 | 序章 |
2 | 第1章 戦争の始まり(太平洋戦争の「聖戦」化 |
3 | 聖戦を展示する |
4 | 「愚かな中国」) |
5 | 第2章 乾坤一擲と大躍進―大東亜戦争における軍事力(大東亜戦争の視覚性 |
6 | 支配領域の拡大と視覚のトリック |
7 | 視角文化としての軍事力 |
8 | 寛大な解放者 |
9 | 戦う身体) |
10 | 第3章 視覚文化としての銃後の覚悟(つながれる戦地と銃後 |
11 | 耐える国民 |
12 | 身体を捧げる精神 |
13 | 農村の戦争 |
14 | 都市の戦争) |
15 | 第4章 二一世紀における大東亜戦争(戦争をどう見せるか |
16 | 戦争映画の二一世紀) |