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商品説明
これまでの生と向き合い、これからの生を選び取る。告知、療養環境の選択、何かを遺すこと―在宅緩和ケアを受け、自宅で最期を迎えたがん患者たちの語りから、「日常」と地続きにある「死にゆく過程の生」を描き出す。
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収録内容
1 | 序章 現代社会においてなぜ死が問題になるのか |
2 | 第1章 「良い死」の実現―ホスピス・緩和ケアの可能性と困難 |
3 | 第2章 未決の問いとしてのがん告知 |
4 | 第3章 治療を「あきらめる」経験の語り―死にゆく過程における自己の多元性 |
5 | 第4章 受け継がれていく生―死にゆく者と看取る者との関係の継続 |
6 | 第5章 死者との邂逅―終末期体験としての「お迎え」 |
7 | 終章 死にゆく過程をどう生きるか |
8 | 補論1 地域社会におけるホスピス運動の形成と展開 |
9 | 補論2 ホスピスボランティアの意義と可能性 |