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商品説明
ロシアを代表する劇作家にして、短篇小説の名手アントン・チェーホフ(一八六〇‐一九〇四)。そのごく短い作品『学生』を主な題材として取りあげて、精読。一つひとつの細部に目をとめ、なにが描かれているのか、なぜそう描かれているのかを考えながら読むことで、チェーホフという作家、そしてロシア文学の特質が驚くほど明らかに。
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収録内容
1 | 第1章 アントン・チェーホフ『学生』―作品全文 |
2 | 第2章 舞台背景を読む |
3 | 第3章 風土を探る |
4 | 第4章 心情に分け入る |
5 | 第5章 思考を解きほぐす―ふたたび『学生』へ |
6 | 第6章 視線をたどる |
7 | 第7章 感覚に寄り添う |
8 | 第8章 言葉を味わう―晩年の作品『僧正』を中心に |