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商品説明
小野梓は明治初期、日本社会の大きな変動過程の現実と向き合い、思索し、全力で実践した。政治・社会・教育・文化と、直面した現実が、今と大きく相違しているのはいうまでもないが、ある意味で、現在にも通じる課題が多く含まれている。小野梓が息を引き取って130年、今、あらためて日本のゆくえが問われている。
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収録内容
1 | 1 宿毛から世界へ(生い立ちと父の遺志 |
2 | 宿毛から世界へ |
3 | 日本から世界へ) |
4 | 2 日本社会の変革をめざして(「共存」の思想と実践―在野活動の展開 |
5 | 少壮官僚としての活動―“上”からの近代化) |
6 | 3 在野活動の全面展開(政治―「改進」の実現を求めて |
7 | 教育―「学問の独立」の追求 |
8 | 出版―良書普及のために) |
9 | 4 難局に直面して(「不吉の年」一八八四年 |
10 | 「危急の秋」一八八五年) |
11 | 5 人と思想(生活者としての小野梓 |
12 | 教養・教育の構想―人をつくる |
13 | 民法の構想―社会をつくる |
14 | 憲法の構想―国をつくる |
15 | 対外構想―世界のなかで) |
16 | 6 “小野梓”は生きている(死―「花」を見ぬままに |
17 | 「学問の独立」のその後 |
18 | 新しい時代のなかで) |