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商品説明
戦後の混乱期を生きて、岐阜という固有の風土の持つ情念をすくいあげ、自らの詩精神を問い続けた詩人の点描をとおして、あらたな詩心の方位と生の条理を模索する。
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収録内容
1 | 詩集『禁猟区にて』を通して‐和仁市太郎ノート―飛騨“山脈詩派”からの叫歌 |
2 | 詩集『飛騨山峡の詩』を通して‐堀滋美ノート―傷心の極点を放浪するいのちの美学 |
3 | 詩集『空のくらげ』などを通して‐鵜飼選吉ノート―虚妄の背離に挑む叛念の喜劇 |
4 | 詩集『源流へ』などを通して‐渡辺力ノート―辺境に行旅する詩心の方位 |
5 | 詩集『消灯ラッパ』を通して‐長江鑛一ノート―忘却の彼方に萌芽する慟哭 |
6 | 詩集『せみ』を通して‐藤村幸親ノート―生の輪廻への憧憬の極点 |
7 | 詩集『傾きかけた午後の日差し』などを通して‐平石三千夫ノート―背信への方位と回帰からの慟哭 |
8 | 詩集『松下のりを詩集』を通して‐松下のりをノート―無垢な希望の視座の彼方に |
9 | 詩集『薄明の邦』を通して‐西村宏一ノート―拡散する事象への視点を求めて |
10 | 詩集『炎と泥』などを通して‐篠田康彦ノート―回游する青春の氾濫 |
11 | 詩集『蓮の花開くときに』を通して‐佐竹重生ノート―いのちの再生に根ざす風土への詩心 |
12 | 詩集『ブリキ屋の歌』『堀正幸詩集』を通して‐堀正幸ノート―実在の一刻の確認を求めて |
13 | 『岐阜県現代詩集』ノート―昭和の終焉からの詩的方位 |
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