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商品説明
人間とは、いかなる存在か。いかに生き、いかに死ぬるか。歴史上における人間存在の諸相を探求して半世紀。人間存在の有り様に関する独自の思想世界へと誘う、著者の学問的叡智を結晶化させた感動の随想録。
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収録内容
1 | 第1章 人間存在の文化史的な考察(分際を弁え分相応に生きた日本人―人間存在をめぐる東西思想の根本相違 |
2 | 江戸時代における子供観の表と裏―子宝思想と子捨て子殺しのアンチノミー ほか) |
3 | 第2章 人間存在の教育史的な考察(中勘介『銀の匙』に描かれた明治の教育―愚昧な教師を見透かす子供の鋭い眼差し |
4 | 道徳の意味とその教育の再考―人と人とを結び、支え合い助け合う心 ほか) |
5 | 第3章 人間存在の思想史的な考察(米百俵の主人公・小林虎三郎―恩師象山の思想を日本近代化に実践 |
6 | 幕末期の先覚思想家・佐久間象山―日本近代化と「東洋道徳・西洋芸術」思想 ほか) |
7 | 第4章 青春の今をいかに生きるか―有限な人間存在を無限化する学びの実践(母校の宇都宮高校からの講演依頼 |
8 | 自我の目覚め―人生の難問に遭遇した小学生時代 ほか) |
9 | 第5章 悩み迷える研究的半生の回顧と展望―死に甲斐を求めて生き甲斐の今を探究(研究的半生を省みて |
10 | 私の研究関心と研究課題 ほか) |