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商品説明
みちのくは遠い。生きて戻れるだろうか―。江戸の都の名利を捨てて、晩年の芭蕉は遙か東北へ旅立つ。それは新境地を切り開くために、この世と人生の生々流転を見つめる旅路だった。そして三百年あまり。芭蕉の足跡を慕う上方の作家・田辺聖子もまたおくのほそ道へと旅立った。気むずかしい爺さんにみえていた芭蕉は、やがて、人生という旅路のやさしい友の顔を見せるようになる。原文の滋味を掬い古典へと誘う紀行エッセイ。
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収録内容
1 | 旅立ち |
2 | 白河の関こえて |
3 | 壼の碑 |
4 | つわものどもが夢のあと |
5 | 羽黒山の三日月 |
6 | 甲の下のきりぎりす |
7 | 蛤のふたみの別れ |
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