著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
怪異とは正体不明の恐怖である。それはちょうど地中にあって見えない不気味な植物の根のようなものだ。人には謎を明かしたいという本能がある。怪はどこから生えているのか、その根源を見たいと思ってしまうのだ。だが、明かされた謎に恐怖が消える場合もあれば、なおいっそう深みにはまる場合もある。ここに納められた13章の怪はどれも根深く、忌まわしい。闇からずるりと手繰り寄せるその先にあるもの...それは「見てはいけない何か」なのかもしれない。
関連記事
収録内容
1 | 「闇を舞う」 |
2 | 「にわとぃ」 |
3 | 「つい、先日のこと」 |
4 | 「林道行」 |
5 | 「いぬきたる」 |
6 | 「石壁の裡」 |
7 | 「はくさま」 |
8 | 「歩き続ける」 |
9 | 「牛の夢」 |
10 | 「横田」〔ほか〕 |
close