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商品説明
文革・天安門事件・少数民族問題...超大国化する隣国の過ぎ去らぬ惨劇を見据えて、見えてきた現実。著者三〇年にわたる現代中国論のエッセンス。
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収録内容
1 | 序章 高度化する近代化と行方を失った政治民主化 |
2 | 第1章 過ぎ去らぬ過去―文化大革命(三つの世代を越えて見えて来るもの―紅衛兵世代、天安門世代、ポスト天安門世代にとっての文革 |
3 | 中国文化大革命の歴史的意味を問う) |
4 | 第2章 直視されない挫折―天安門事件(何が挫折したのか―中国・政治改革論者の提起したもの |
5 | 「自己喪失」の彼方に―中国・改革派知識人の苦闘 |
6 | 天安門の渦潮―大潮流への遙かなる航行 |
7 | 自己回復の道を求めて―政治的無関心と革新) |
8 | 第3章 民族と自治―中国の周縁から(内蒙古モンゴル人の咆哮―文化人類学者ナリビリカが提起する「記憶の共同体」) |
9 | 終章 文革終焉時の時間と現代の時間 |
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