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18世紀ロシア文学の諸相 ロシアと西欧伝統と革新

金沢美知子/編

6050円
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発売日 2016年03月発売
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仕様

商品番号NEOBK-1936895
JAN/ISBN 9784801001558
メディア 本/雑誌
販売水声社

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商品説明

西欧化政策を推進したピョートル一世と啓蒙主義を標榜したエカチェリーナ二世の二つの治世に挟まれた、壮大な謎・未知の領域である“18世紀ロシア”を「プーシキンから始まる」ロシア文学という偏頗な文学史観に疑問を呈しつつ、さまざまな角度から考察する。

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    収録内容

    1 プーシキン以前のロシア文学
    2 第1部 近代ロシア文学の形成過程(ロモノーソフの神、デルジャーヴィンの神
    3 ロモノーソフと修辞学的崇高―十八世紀ロシアにおける「精神の高揚」の様式化 ほか)
    4 第2部 文学をとりまく環境(十八世紀ロシアにおける国家と民間習俗の相克―シンビルスクの「魔法使い(呪術師)」ヤーロフの裁判を中心に
    5 十八世紀初頭におけるロシア君主の日常的儀礼とその変化 ほか)
    6 第3部 十八世紀ロシアへの視点(『ペテルブルグからモスクワへの旅』をめぐって―ラジシチェフ・プーシキン・ゲルツェン
    7 ベリンスキーとロシアの十八世紀―「ロシア史」はいかに語られるか ほか)
    8 十八世紀ロシア文学の未来の読者に向けて
    9 プーシキンスキー・ドームの十八世紀ロシア文学研究部門―その歴史と現在

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