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商品説明
イメージ療法とは、内的に感じられるイメージ像やその展開を手掛かりに、それに伴う体験の在り様の変化を通して、内的なあるいは外的な適応状態の改善を目指す臨床心理学の方法である。本書は、イメージ療法・箱庭・描画、イメージ表現法による心理臨床の世界への実践的手引き書であり、言語だけでは表現することの難しいクライエントの内的世界を明らかにするために、「安全感覚」を軸とする、心理援助を行う際のセラピストのスタンスと判断基準、介入の仕方、などについて多くの事例を基に解説、臨床場面でのイメージ法の有効性を実証する。
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収録内容
1 | 序 案内編 初めてイメージ法に触れる心理臨床家に(イメージを体験するには |
2 | 臨床的に重要なイメージの性質について) |
3 | 第1部 理論編(イメージ体験とイメージ療法について |
4 | イメージ表現法におけるセラピストの役割 |
5 | イメージの「自律性」と「制御可能性」 |
6 | イメージ表現法におけるセラピスト‐クライエント関係 |
7 | イメージ法の適用と注意点 |
8 | 壷イメージ法について) |
9 | 第2部 実践編(閉眼イメージ法 |
10 | 開眼イメージ法 |
11 | 開眼イメージ法と閉眼イメージ法) |
12 | 第3部 展開編(教育現場におけるイメージの活用 |
13 | Aさんの5年間にわたるイメージの展開と15年後の変容) |