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商品説明
エコクリティシズムの視点から『自然』、『ウォールデン』、『砂の楽園』、『もののけ姫』、『東京漂流』、『椿の海の記』などをとりあげ、“自然/他者”と“自己”とのあり方を多面的に考察する。
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収録内容
1 | 自然という他者―声と主体のゆくえ |
2 | 第1部 失われるのは、ぼくらのほうだ(世界は残る...失われるのは、ぼくらのほうだ―“いま/ここ”の詩学へ |
3 | “風景以前”の発見、もしくは「人間化」と「世界化」 |
4 | 都市とウィルダネス―ボーダーランドとしての郊外 |
5 | 『もののけ姫』と野生の“言語”―自然観の他者論的転回) |
6 | 第2部 自然というテクスト(自然のテクスト化と脱テクスト化―ネイチャーライティング史の一面 |
7 | “風景”としてのネイチャーライティング |
8 | エマソン的“視”の問題―『自然』(一八三六年)再読 |
9 | コンコードを“旅”するソロー―移動のレトリック |
10 | いま/ここの不在―発見の物語としての『ウォールデン』) |
11 | 第3部 交感と世界化(遭遇、交感、そして対話―世界/自然とのコミュニケーションをめぐって |
12 | 山犬をめぐる冒険―藤原新也における野性の表象 |
13 | 自然/野生の詩学―星野道夫+藤原新也 |
14 | 環境コミュニケーション論・覚書―交感と世界化 |
15 | 風景の問題圏) |