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商品説明
未完ながらも無類に面白いと評判の歴史書『昭和二十年』(既刊全13巻)を書き続けて急逝した著者の単行本未収録のエッセイ、対談等を集めた評論集。膨大な資料を収集、読破したすえにたどり着いた独自の視点・史観が満載。「木戸幸一開戦責任説」「原爆投下アメリカ陰謀説」「近衛文麿を自殺に追い込んだのは木戸とノーマン」「ゾルゲ事件と戦争を煽った尾崎秀実」「横浜事件と神奈川県警」など誰も書かない昭和史の裏面。
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収録内容
1 | 1 太平洋戦争を考えるための読書案内(清沢洌『暗黒日記』 |
2 | 学徒勤労動員の記録『海鳴りの響きは遠く』 ほか) |
3 | 2 敗戦について(いままでだれも書かなかったこと |
4 | 生誕百年を迎えた服部卓四郎と尾崎秀実 ほか) |
5 | 3 原爆はなぜ投下されたか(続・いままでだれも書かなかったこと |
6 | 継続すべき原爆投下の裏面史検証 ほか) |
7 | 4 近衛文麿と木戸幸一(宰相文麿公はなぜ死を選んだのか |
8 | 気骨の宰相・近衛文麿に、いまこそ再評価を―対談/工藤美代子氏 ほか) |
9 | 5 ゾルゲ事件、横浜事件など(尾崎秀実の本当の大罪―事変拡大の煽動者 |
10 | 映画「スパイ・ゾルゲ」を観ての哀しみ ほか) |