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商品説明
家業の摺師を継がず、東都日報の探訪として働く瑞垣青海。おっとりした性格と童顔も手伝い、「大学出の探訪」とからかわれながらも記者を目指し奮闘していた。そんな青海が事件が起こると駆け込む先は、同じ神田の下宿に住む幼馴染み・敷嶋貴音のもと。「で、どんな殺しだい?」「本当に残虐な話が好きだな...」「そういう絵を描くのが好きなのさ」清澗寺伯爵家のご落胤という出自と美しい容貌を持ちながら、『血みどろ貴音』の異名をとる凄腕絵師は、今日も青海の話から帝都に潜む事件を解いていく―。
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