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商品説明
いまだ敗戦を否認し続けているために「対米従属」を続けざるを得ない日本。『永続敗戦論』で一躍注目を浴びた著書が、占領下から55年体制の成立、冷戦後の混沌から現在まで、日本政治の70年を鋭利に考察、近代資本制社会の行き詰まり、排外主義、反知性主義の横行などの世界的な潮流をふまえながら、真の「戦後レジームからの脱却」の道筋を描く。戦後政治を乗り越えるための羅針盤!
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収録内容
1 | 序章 敗戦の否認は何をもたらしたか |
2 | 第1章 五五年体制とは何だったのか―「疑似二大政党制」の構造的実相 |
3 | 第2章 対米従属の諸相(1)―「自己目的化の時代」へ |
4 | 第3章 対米従属の諸相(2)―経済的従属と軍事的従属 |
5 | 第4章 新自由主義の日本的文脈 |
6 | 終章 ポスト五五年体制へ |