本/雑誌

彼女たちの文学

飯田祐子/著

5940円
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発売日 2016年03月発売
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仕様

商品番号NEOBK-1944213
JAN/ISBN 9784815808358
メディア 本/雑誌
販売名古屋大学出版会
ページ数 5

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

女性作家は“女性”を代表しない。“女性”へと呼びかけられ、亀裂の感覚を生きながら、彼女たちはいかに語ってきたのか。田村俊子、野上弥生子、宮本百合子、尾崎翠、林芙美子、円地文子、田辺聖子、松浦理英子、水村美苗、多和田葉子など、複数の読み手に曝されたマイノリティ文学として読む。

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    収録内容

    1 “女性作家”という枠組み
    2 第1部 応答性と被読性(“女”の自己表象―田村俊子「女作者」
    3 書く女/書けない女―杉本正生の「小説」
    4 読者となること・読者へ導くこと―円地文子『朱を奪うもの』
    5 聞き手を求める―水村美苗『私小説 from left to right』
    6 関係を続ける―松浦理英子『裏ヴァージョン』)
    7 第2部 “女”との交渉(“女”を構成する軋み―『女学雑誌』における「内助」と“女学生”
    8 「師」の効用―野上弥生子の特殊性
    9 意味化の欲望―宮本百合子『伸子』
    10 女性作家とフェミニズム―田辺聖子と女たち)
    11 第3部 主体化のほつれ(“婆”の位置―奥村五百子と愛国婦人会
    12 越境の重層性―牛島春子「祝といふ男」と八木義徳「劉廣福」
    13 従軍記と当時者性―林芙美子『戦線』『北岸部隊』)
    14 第4部 言挙げするのとは別のやり方で(異性愛制度と撹乱的感覚―田村俊子「炮烙の刑」
    15 遊歩する少女たち―尾崎翠とフラヌール
    16 言葉と身体―多和田葉子『聖女伝説』『飛魂』)

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