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『文藝春秋』の戦争 戦前期リベラリズムの帰趨 (筑摩選書)

鈴木貞美/著

1980円
ポイント 1% (19p)
発売日 2016年04月発売
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仕様

商品番号NEOBK-1944298
JAN/ISBN 9784480016386
メディア 本/雑誌
販売筑摩書房
ページ数 382

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

一九二三(大正一二)年、『文藝春秋』は本文二八頁、定価一〇銭の薄いパンフレットのような体裁で創刊された。そして、瞬く間に新中間層を引きつけ、総合雑誌のトップに躍り出る。創刊以来、中道の立場をとっていたが、日中戦争の開始とともに「戦争」に深くコミットしていく。文壇、論壇の大御所となった菊池寛、その周辺に集まったリベラルな文化人たちは、ただ時代の空気に「迎合」し、呑み込まれてしまったのか。戦後民主主義の図式からは見えない「戦時言論」の深部を探り当てる。

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    収録内容

    1 第1章 菊池寛、人と思想
    2 第2章 菊池寛のエディター・シップ
    3 第3章 『文藝春秋』と日中戦争
    4 第4章 『文學界』グループの転向
    5 第5章 文春グループの「大東亜戦争」
    6 第6章 文春グループの戦後

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