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漢字廃止の思想史

安田敏朗/著

4620円
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発売日 2016年04月発売
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仕様

商品番号NEOBK-1945576
JAN/ISBN 9784582833126
メディア 本/雑誌
販売平凡社
ページ数 549

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

漢字廃止・制限論と擁護論との対立が、さまざまな「応世」と偏狭頑迷な「伝世」の主張となって、激しい「思想戦」をいくたびも繰り返してきた。その逆説の構図をあぶり出す、日本語そのもののあり方を問い直し、これからの日本語を考えるために不可欠の基礎作業。文字に思想はあるのか。

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    収録内容

    1 第1章 漢字廃止・制限論をどうとらえるか
    2 第2章 文明化の思想
    3 第3章 競争の思想―国際競争と産業合理化のなかで
    4 第4章 動員の思想―能率と精神のあいだ
    5 第5章 革命の思想―マルクス主義という「応世」
    6 第6章 草の根の思想―「昭和文字」の射程
    7 第7章 総力戦下の思想戦―標準漢字表をめぐる攻防
    8 第8章 それぞれの敗戦後

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