著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
縄紋土器型式編年研究の方法論を、生物学の一分科である系統学をふまえて確立するとともにに、標本資料の公開・分析をとおしてこれまで不明瞭だった最花A式を明示する。土器の表面的なかたちだけではなく製作工程を含めた技法を分析対象に組み込むことで型式編年を刷新。研究史の空白を埋め、考古学研究に重要な方法論的基盤を提示した。
関連記事
収録内容
1 | 第1章 土器型式編年研究に関する方法論的考察 |
2 | 第2章 東北地方北部縄紋時代中期後半の土器型式編年研究史 |
3 | 第3章 青森県最花貝塚遺跡出土土器標本の整備と報告 |
4 | 第4章 縄紋土器の技法と型式―分類指標としての製作工程 |
5 | 第5章 縄紋土器の文様の構造と系統 |
6 | 第6章 東北地方北部中期後半の土器型式編年とその広範な比較・総合への見通し |