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商品説明
徹底された他者論は、宗教もしくは形而上学へ回帰せざるを得ないのか。あるいは、哲学、宗教、倫理の間に“狭き道”を見出すことは可能か。
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収録内容
1 | 第1部 他者性と責任(内面性と他者性―レヴィナスにおける孤独な感受性 |
2 | 責任の起源―レヴィナスの倫理学 |
3 | 自我の解体―レヴィナスにおける絶対的受動性の起源 |
4 | 非対称の倫理学の陥穽―レヴィナスにおける倫理学と宗教の間 |
5 | 不可能なものの経験―デリダにおける責任) |
6 | 第2部 他者という記号(他者論の狭き道―レヴィナスからデリダへ |
7 | 他者と言語―デリダにおける他者の空隙と代補 |
8 | 記号の形而上学―デリダにおける仮構としての言説 |
9 | 他者論の形而上学化と否定神学―レヴィナスとデリダの間) |
10 | 第3部 法外な他者論の理路(他者論の宗教的基盤―逆説と仮構の哲学のために |
11 | 責任と根本悪―悲劇的世界観と他者 |
12 | 二律背反の通過―神・人間・他者) |