商品説明
しなやかで豊かなメロディの“白い音楽”、あるいは“環境の音楽”を通じ、西欧音楽の堅強な伝統に小気味よい関節外しを食らわせ、ますます人気沸騰の奇才音楽家サティ。二十世紀音楽の先駆者のおかしみに彩られた生涯とその時代を、多角的な視点から捉える鋭意の評論。吉田秀和賞受賞。
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収録内容
1 | 1(サティにおけるユーモアの弁証法―その言葉と音楽の見えない方程式 |
2 | 音楽のなかの言葉―サティの隠された方程式への解読試考 |
3 | 右と左に見たもの(眼鏡なしで)の思想―またはダダのなかのサティとブルトン |
4 | 音響測定家サティと光測写師マン・レイの出会い |
5 | エリック・サティと坂口安吾 |
6 | エリック・サティ、人と作品) |
7 | 2(『健忘症患者の回想録』 |
8 | サティ詩抄 |
9 | メドゥーサの罠) |
10 | 3(サティ日記抄 |
11 | SATIRICOLLAGES(サティリコラージュ)) |
12 | 4(サティ作品へのノート) |