著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
日本の「常識」に衝撃を与えたベストセラー『日本人とユダヤ人』の作者と、「異常体験」にもとづく日本陸軍四部作をものし、戦後論壇に独自の地位を築いた作者は、なぜ峻別されなければならないのか。「日本教」「空気」等の鍵概念を提示して「日本と日本人」を問い続けてきた「山本日本学」の深層に迫る。
関連記事
収録内容
1 | 1 「前史」―異例の日本人(歴史のなかの山本七平 |
2 | 山本七平の戦後 |
3 | はじめに『日本人とユダヤ人』があった) |
4 | 2 作家の自立―「日本軍」とは何であったか? |
5 | 3 戦後思想の異例(異例の日本人 |
6 | 「賢者」と呼ぶにふさわしい人 |
7 | 「常識」の人 |
8 | ジャパン・アズ・ナンバー1の思想) |
9 | 4 山本七平の歴史論―革命の歴史哲学(『日本的革命の哲学』(一九八二)―『御成敗式目』 |
10 | 『現人神の創作者たち』(一九八三)―勤王思想の由来 |
11 | 『日本人とは何か。』(一九八九)―自前の歴史 |
12 | 『昭和天皇の研究』(一九八九) |
13 | 「歴史としての聖書」) |