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商品説明
空白を埋めつくそうとする西欧のキリスト教美術と、余白を好む水墨画といった日本の仏教美術。その有と無の対比から双方に特徴的な宗教観を読み解く。対立軸から考える宗教学。『絵画で綴る哲学と倫理学』に続く第二作。
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収録内容
1 | 有のキリスト教美術と無の仏教美術 |
2 | 生涯から見た有のキリストと無の釈迦 |
3 | 復活から見たキリストの有と達磨の無 |
4 | 言葉から見た有のキリスト教と無の仏教 |
5 | 実践に対するキリスト教と仏教 |
6 | 弟子に有を示すキリストと無を示す仏教者 |
7 | 反逆者を斬らせたモーセ、猫を斬る南泉 |
8 | 聖霊の象徴の鳩、仏性の像徴の鴨 |
9 | 西洋の時間と東洋の時間 |
10 | 西洋の天地創造と東洋の十牛図 |
11 | サムライの宗教とは? |
12 | 懐疑に始まる有の哲学、無の哲学 |
13 | 場所論としての西田哲学 |