本/雑誌
寛容論 / 原タイトル:TRAITE SUR LA TOLERANCE (光文社古典新訳文庫)
ヴォルテール/著 斉藤悦則/訳
1166円
ポイント | 1% (11p) |
---|---|
発売日 | 2016年05月発売 |
出荷目安 | メーカー在庫あり:1-3日
※出荷目安について |
商品説明
カトリックとプロテスタントの対立がつづくなか、実子殺しの容疑で父親が逮捕・処刑された「カラス事件」。狂信と差別意識の絡んだこの冤罪事件にたいし、ヴォルテールは被告の名誉回復のために奔走する。理性への信頼から寛容であることの意義、美徳を説いた最も現代的な歴史的名著。
関連記事
収録内容
1 | ジャン・カラス殺害のあらまし |
2 | ジャン・カラス処刑の結果 |
3 | 十六世紀における宗教改革の思想 |
4 | 寛容は危険なものなのか、また、寛容を重んずる民族は存在するか |
5 | 寛容はいかなるばあいに許されるか |
6 | 不寛容ははたして自然の法であり、人間の権利であるのか |
7 | 不寛容は古代ギリシアの時代にもあったのか |
8 | ローマ人は寛容だったか |
9 | 殉教者たち |
10 | 偽の伝説や迫害の物語の危険性〔ほか〕 |