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商品説明
ナチスとは何か。宣伝から探る、その本質。ハーケンクロイツには、官能をゆすぶるなにものかがある―演説、行進、葬儀のショウ化...大衆を忘我に導く、煽動のメカニズム。
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収録内容
1 | 制服のデザイン―世間からはみだしたくないが、枠内では目立ちたい |
2 | シンボル1 ハーケン・クロイツ(鉤十字)―性的に抑圧された気分を吸いあげる象徴 |
3 | シンボル2 勲章―肥満体の男ゲーリングの装飾衝動 |
4 | ヒットラーの演説―私に匹敵するものはない。ゲッベルスでも私には及ばない |
5 | スローガン―空中に浮遊する大衆の理念の把握 |
6 | デマ1 流言蜚語の波―ソ連人が捕虜の舌をテーブルに釘づけした |
7 | デマ2 ヒットラー暗殺事件の場合―うわさは、われわれの日々の糧である(ゲッベルス) |
8 | 選挙運動―ヒットラーは勝つ、国民が勝つことを願うが故に! |
9 | 行進―恍惚の技術とその白痴化方式 |
10 | 新聞統制―血統および配偶者がアーリア系たること |
11 | 焚書―炎よ、書物を呑め! |
12 | 血と名誉―ローゼンベルクと神話 |
13 | 葬儀―私はロンメルが死んだことに感謝する(ゲッベルス) |
14 | 負け戦さの煽動―真の宣伝は個人の意見の余地を十分に残しておく |