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商品説明
一四世紀初頭、アナトリアの辺境に生まれた小国は、やがてバルカンからアラブ世界、北アフリカをおおう大帝国に発展した。メフメト二世、スレイマン一世ら強力なスルタンの時代、大宰相と官人たちの長く安定した支配、イスタンブルに花開いたオスマン文化。多民族と多宗教の共存した帝国が、一九世紀の「民族の時代」の到来により分裂するまでを描く。
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収録内容
1 | 第1章 アナトリア―一〇五〇~一三五〇 |
2 | 第2章 バルカン―一三五〇~一四五〇 |
3 | 第3章 戦うスルタンの旗のもとで―一四五〇~一五二〇 |
4 | 第4章 スレイマン一世の時代―一五二〇~六〇 |
5 | 第5章 オスマン官人たちの時代―一五六〇~一六八〇 |
6 | 第6章 近世オスマン社会を生きる |
7 | 第7章 繁栄のなかの不安―一六八〇~一七七〇 |
8 | 第8章 オスマン体制の終焉―一七七〇~一八三〇 |
9 | おわりに―「民族の時代」のなかで |