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商品説明
一九七二年春、京都最大の学生街に風がわりな喫茶店が出現した。店には行列ができ、ミニスカ・ノーブラの女たち、長髪に髭モジャ男が働く。輪転機、旋盤が無造作に置かれた店の片隅で愛を、わいせつを、原発を語り、自作詩を朗読し、シンガーが新曲を披露する。―「ほんやら洞」とは何だったのか?二〇一五年の焼失まで、それぞれの時代に其処に通った六八人がそれぞれの「ほんやら洞」を追憶する。
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収録内容
1 | ジェローム・ブルベス |
2 | 宮沢章夫 ほんやら洞まで五百キロ |
3 | 神田稔 自作詩朗読会とほんやら洞について |
4 | 荻野晃也 藤田一良・弁護士と私 |
5 | 依田高典 北沢恒彦が慕った森嶋先生、森嶋先生が愛した北沢恒彦 |
6 | 中川五郎 ほんやら洞回想 |
7 | やんそる 出町と民基とほんやら洞 |
8 | 木戸衛一 失われたロベルト・ユンクの痕跡 |
9 | 鈴木隆之 「青春」の終わりかた |
10 | 松隈洋 ほんやら洞との一期一会〔ほか〕 |