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商品説明
二〇一五年七月、欧米諸国との核開発問題協議が劇的な「合意」に達した。これによって、イランは国際社会のキープレイヤーとして大きく浮上する。シーア派イスラム大国として中東地域の「勝ち組」となり、「反米」というスタンスを利用しながら諸外国としたたかに渡り合い、シリア情勢の「黒幕」として暗躍するイラン。特派員として現地に駐在し、政治状況から庶民のメンタリティにまで精通する著者が、世界情勢を読み解くポイントとなるこの国の「素顔」と「野望」について詳細にリポートする。
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収録内容
1 | 第1章 シーア派大国への野望 |
2 | 第2章 核開発問題協議―「合意」へのプロセス |
3 | 第3章 うごめく諸外国の思惑 |
4 | 第4章 「反米」の表と裏 |
5 | 第5章 等身大のイラン社会 |
6 | 第6章 日本はイランとどうつき合うべきか |