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商品説明
現代の行政が、規制基準の国際調和化、技術情報の分散化、官民関係の多元化といった現象に直面するなか、規制行政機関はどのように自らの裁量を確保しようとしているか。それにより、官と民とが相互に作用・依存し合う規制空間の構造はどのように変容しているか。木造建築、軽自動車、電気用品の安全基準設定の事例研究を通じて明らかにする。
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収録内容
1 | 1 理論編(はじめに―本研究が注目する現象、検討課題 |
2 | 事例分析の枠組みと論点整理―「規制空間」をどう捉えて分析するか) |
3 | 2 事例編(事例研究を進めるに当たって―事例選択と方法論上の問題 |
4 | 木造建築規制―「木造三階建て共同住宅」をめぐる内圧と外圧 |
5 | 自動車安全規制―衝突安全基準の設定・運用の体制 |
6 | 電気用品安全・障害規制―法規制と自主規制の関係) |
7 | 3 分析編(規制空間の構造変容と官僚制) |
8 | おわりに―本研究のまとめ・結論、今後の課題 |