本/雑誌
幕末明治 移行期の思想と文化
前田雅之/編集 青山英正/編集 上原麻有子/編集
8800円
ポイント | 1% (88p) |
---|---|
発売日 | 2016年05月発売 |
出荷目安 | メーカー在庫あり:1-3日
※出荷目安について |
追跡可能メール便利用不可商品です
- ゆうパック 送料無料
商品説明
日本史上、前近代と近代をともに経験した稀有な時代、幕末明治期。明治はそれ以前の日本をどのように背負い、切り捨て、読み換えていったのか―忠臣・皇国のイメージ、出版文化とメディア、国家形成と言語・思想。三つの柱より移行期における接続と断絶の諸相を明らかにし、ステレオタイプな歴史観にゆさぶりをかける画期的論集。伝統と革新のアマルガム。
関連記事
収録内容
1 | 第1部 忠臣・皇国のイメージ(帝国史観と皇国史観の秀吉像―『絵本太閤記』の位置 |
2 | 大槻磐渓と福澤諭吉―いわゆる「楠公権助論」をめぐる応酬について |
3 | 幕末・明治期の薩摩藩・島津家と泗川の戦い―『倭文麻環』にあらわれた事件認識をめぐって ほか) |
4 | 第2部 出版文化とメディア(石山合戦譚の変貌 |
5 | 三遊亭円朝「奴勝山」と絵姿女房譚 |
6 | 細木香以・金屋竺仙の交友圏と幕末明治の文芸 ほか) |
7 | 第3部 国家形成と言語・学問(七五調の幕末・明治―今様評価の変遷と加藤桜老編『古今今様集』 |
8 | 「国文学」の明治二十三年―国学・国文学・井上毅 |
9 | 唐宋古文の幕末・明治―林鶴梁の作文論を中心に ほか) |