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商品説明
あらゆる美術は光の存在を前提としている。だが、革新性は闇によってもらたらされた。一七世紀イタリア、“光と闇の天才画家”カラヴァッジョの登場は、絵画に臨場感という衝撃的なドラマを生んだ。古代から近代の西洋美術、そして日本美術における光と闇の相克の歴史を、カラヴァッジョ研究の第一人者が読み明かす。縛る+放つ―闇の存在なしにドラマは生まれない。
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収録内容
1 | 第1章 闇の芸術の誕生 |
2 | 第2章 光への覚醒―カラヴァッジョの革新 |
3 | 第3章 ドラマからスピリチュアルへ―カラヴァッジェスキとラ・トゥール |
4 | 第4章 バロック彫刻の陰影 |
5 | 第5章 闇の溶解、光のやどり―レンブラントから近代美術へ |
6 | 第6章 日本美術の光と闇 |