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商品説明
「今」を生きるためのツールを構想する。フーコー、ドゥルーズからスティグレール、ラトゥール、フータモなどの理論を起点に、激変する現代のメディア状況を読み解き、生きるためのツール=リテラシーを提示する。
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収録内容
1 | 第1部 テクノロジーから「今」を読む(ミシェル・フーコーと「玉ねぎの皮」―デジタル・メディア社会の時空間構制論 |
2 | ベルナール・スティグレールの「心権力」の概念―産業的資源としての「意識」をめぐる諸問題について |
3 | 貨幣の非物質化―クレジットカードと認知資本主義 |
4 | メディアの媒介性と、その透明性を考える―ヴィレム・フルッサーの「テクノ画像」概念を起点として) |
5 | 第2部 表象から「今」を読む(マッド・サイエンティストとトポス概念―『バック・トゥ・ザ・フューチャー』とメディア考古学 |
6 | 唯物論的時間とエージェンシー―視覚文化批判 |
7 | ビデオゲームにみる現実とフィクション―イェスパー・ユール『ハーフ・リアル』を読む |
8 | ジル・ドゥルーズを読む村上春樹―『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』をめぐって |
9 | Jホラーにおける女性幽霊の眼差しとメディア―ローラ・マルヴィのフェミニスト映画理論を起点として) |
10 | 第3部 社会から「今」を読む(“スペクタクル”な社会を生きる女性たちの自律化とその矛盾 |
11 | お笑いの視聴における「(多様な)読み」は可能なのか―スチュアート・ホールのエンコーディング/デコーディング理論から |
12 | ヒトとモノのハイブリッドなネットワーク―「ゆるキャラ」を事例に |
13 | ショッピングモールとウェブサイトの導線設計を比較する―インターフェース・バリュー概念を手がかりに |
14 | インターネットと対人関係―若年女性のソーシャルメディア利用に関する調査から) |