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商品説明
パリ郊外のモダンな公営住宅は移民や低所得層で占められ、「火薬庫」と呼ばれる。この社会矛盾を克服するため、貧しい人とそうでない人が一緒のアパートに住めば暴動もテロも減るだろう―との思想で、地域や住宅での社会的混在を目指すミキシテ・ソシアル政策が進められている。2001年にパリにドラノエ市長が生まれると、パリは大規模開発から環境重視へと舵をきる。中心部に低所得者住宅を建設し、自転車が走る職住接近のエコの街、街角の空き地の坪庭、セーヌ河岸の浜辺など、セーヌ川を核に緑化・エコ・福祉の街へ再改造されつつある。またルーブル美術館別館を廃鉱の街に建設するなど、フランスの最新の都市デザイン政策を現地レポート!
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収録内容
1 | はじめに―惨敗の五十年 |
2 | パリエコ政策:前ドラノエ市長 |
3 | パリの坪庭 |
4 | エコから減災のデザイン |
5 | ベルジュ・ド・セーヌ(Berge de Seine) |
6 | ショブレは語る |
7 | ユースホステルが発電所 |
8 | パリの子供公園は大人目線で |
9 | 野生の側に立つ |
10 | 世界遺産パドカレ炭鉱盆地 |
11 | 廃墟から名所へ「プール美術館」 |