著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
介護職だけじゃ、食べていけない。風俗嬢だけじゃ、何かが壊れる。秘密のダブルワークで、理不尽なこの国を生き抜く頑張り屋の女性たち!僧侶であり作家、家田荘子の新境地。日本の貧困と煩悩を炙り出す。
関連記事
収録内容
1 | “カサブランカ・グループ”長谷川華氏に訊く |
2 | 「デリヘルのお客さんより、施設のお爺さんの方がエロいんです」 |
3 | 「独居の男性、佐藤さんの性欲」 |
4 | 「女性は、思考が蜂の巣の中のように、あっち行ったり、こっち行ったりできるから、一つのモノを見て百のことを考えられる」 |
5 | 「オムツ交換をしているときに、手は私のお尻を触っていました。でも本当はお尻じゃなくて、人のぬくもりを求めていたんです」 |
6 | 「リハビリの仕事と風俗って、接し方は一緒やと思います。でも、性欲って言葉自体が、施設では存在しないのです」 |
7 | 「お世話をさせてもらっている」―介護老人保健施設の一日 |
8 | 「母親に“お金ちょうだい”と言われるから、なおさら稼がなきゃ」―外国人介護福祉士、ユウの秘密 |
9 | 「介護をするようになってからは、優しさを覚えた。それまでは私、本当に仕事とお金だけだったのに」 |
10 | 「夫には多分、バレない。絶対にバレない。罪悪感?...ありますよ」 |
11 | 「風俗って、お客さんの視線や会話から、私に対して何を求めているんだろうって気づかないと、いい接客ができない。介護も一緒です」 |
close